チタン製の印鑑

チタンイメージ

あなたの使っている印鑑は、どのような材質で作られているか、気にしてみたことはあるだろうか。
一般的なのは、木製や牙製のものであろう。金属製のものを使用している人もいるかもしれない。

だが、「チタン」製のものを使っている人は、そう多くはいないだろう。
チタンとは、原子番号22、元素記号にしてTiの、耐食性の強い金属のことである。
耐食性の強い、とは、つまり錆びにくいということであり、これは非常に優秀な金属であるということに他ならない。

また、その軽さや強度において非凡な数値を誇るため、航空機や、非常に強力な水圧にも耐えなければならない潜水艦にもチタンは使われている。

では、なぜ強力な金属であるチタンが印鑑の材質として利用されているのか。それは、先ほど述べたチタンの耐食性の強さが注目されたからである。

印鑑というのは、重要な場面で使われることが多いため、できれば高価なものを使いたい。
実印ともなればそれはなおさらであろう。そういったときに、気を使わなければならないのはやはりその材質であり、なるべく長持ちするものを使いたい。
そういうわけで、耐食性の強いチタンに白羽の矢が立ったのである。

また、その金属光沢がかもしだす高級感も、自分の名字が掘られている印鑑に使用するにはうってつけである。
認印ならともかくとして、実印はやはり、立派なものを使いたい。
そのような願望をも、チタンという素材は満たしてくれるのである。

人に優しい金属であるという点も見逃すことはできない。
どういうことかというと、チタンは基本的にアレルギーを引き起こさない物質だといわれていて、実際にペースメーカーや人工骨にもチタンは使用されているのである。

このように、印鑑として非常に優れた性能を期待できるチタン印鑑であるが、価格は1万円台前半~2万円強と、一生ものになり得るものとしてはそこまで値が張らないのもありがたい。

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